かがわ・山なみ芸術祭に作家として参加しています。
3月1日~23日まで滞在し、芸術祭に参加してくださるスタッフのみなさんの
ユニフォームを制作しました。
明日から車で再度香川へ向かいます。
これまでの作品は常にクライアントが明確で、「誰かの為」に作品を作ってきました。
学生の時には「一体衣装作品は誰の作品になるのだろう」という問いに対して
個展をしたり、自分の身体を型抜きしたり、顔の輪郭をなぞったり…なんだかもがいていましたが
ここ数年は純粋に衣装家としていかに作品の中でベストな衣装を作るかに徹底していました。
予想を裏切ることはしながらも、「身の程をわきまえる」ことは常にラインとして存在していました。
今もそれは変わりません。
一人の作家として参加するなかで、自分が「作家」ではなく「職人」「デザイナー」の要素が強いことが良く分かりました。
ただ、いろんな作家が居ていいと思うのです。
そもそも自分は作家ではない、と自覚したのは比較的早くて、大学入学して半年、19歳の冬にははっきり「違うな」と自覚していました。それにも関わらず、この歳まで制作してるのだから、まあ、懲りないやつです。
連休を利用して、是非遊びにいらしてください。
香川の笑ってしまうようなお椀型の山なみを眺めて、一緒ににやっとしましょう。
詳細はこちらのサイトをご確認下さい。
http://kyaf2016ayagawa.wix.com/dialoguewithnow
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